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  • 2021年10月11日
  • 視覚

本学学生がHIシンポジウムで優秀プレゼンテーション賞を受賞

賞状を手にする村田さん

9月15日 水曜日から17日 金曜日にかけてオンラインで開催されたヒューマンインタフェースシンポジウム2021において、保健科学部情報システム学科4年の村田勇樹さんが優秀プレゼンテーション賞を受賞しました。発表形式は一般的な口頭発表ではなく、発表者のブースに聴講者が自由に立ち寄り議論する形式のものです。会場はオンラインツールのoViceを用いて、仮想空間内に作られていました。

同賞は、会場の聴講者らが投票することによって決定される賞です。村田さんの発表内容はもとより、来訪者から寄せられる質問に適切に回答していたことなどが高く評価されたと思われます。

当日、村田さんが発表したタイトルは「オンライン授業における点字初学者向け触読位置伝達システム」です。点字初学者の指の位置を、タッチパネルを利用して検出し、遠隔授業をしている晴眼者の教員にどこを読んでいるのか伝えるシステムについて報告しました。また、同システムを利用すると、教員が音読する位置と初学者が触る点字の位置の一致率が向上し、一定時間内に初学者が読み進められる読書量が多くなることも示しました。写真は賞状を手にする村田さんです

(情報システム学科 堀江 則之/2021年10月11日)